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NLOS環境下で無人移動体画像伝送システムによるエリア構築の有効範囲確認を実施

株式会社ブルーストーンリンクアンドサークル(本社:東京都港区、代表取締役:石澤宗貴、以下「ブルーストーン」)と株式会社TKKワークス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:前田和則)は見通しがない環境下(NLOS)でTKKワークス製品の無人移動体画像伝送システム(5.7GHz帯)に適合する無線機を使用し、エリア構築可能な有効範囲の確認のために実証試験を行いました。

実証概要

  1. 実証内容:
    TKKワークス製品の無人移動体画像伝送システム(7GHz帯)に適合する無線機を使用しエリア構築可能な有効範囲の確認
  2. 実証方法:
    発着地点と地点Aそれぞれのポイントに無人移動体画像伝送システム(5.7GHz帯)の受信無線機を設置する。
    機体に送信無線機(5.7GHz帯)とカメラを搭載し、発着地点から地点Aまでの600m(2分)を飛行。
    設置した無線装置の通信で明瞭な画像が伝送されるか実証実験を行う。

【飛行イメージ】

実証結果
1地上局あたり見通し範囲が100mの環境下で無人移動体画像伝送システム(5.7GHz帯)を使用した場合、
200m~300mの通信が可能であることを確認いたしました。無線機で通信できない300m以降の範囲ではLTE通信にて補完できます。
また、地上局を200m~300m毎に設置することで、広域カバーをして、映像伝送手段として利用することは理論上可能です。

取り扱い無線機の紹介

【5.7GHz 無線画像伝送装置(アナログ)】
   

【5.7GHz画像伝送装置用 パネルアンテナ】

【5.7GHz用コリニアアンテナ】

【169MHz プロポ 送受信機セット RBJ02】
               

【2.4GHz テレメトリ無線機】
 

【設置イメージ】

商品紹介ページ

【株式会社ブルーストーンリンクアンドサークルについて】
2014年からドローン事業に携わり、2016年に上空の通信ネットワーク解析を定義化してソリューション展開を開始しました。
設立した2006年から移動体通信事業者と直接取引にて無線領域の最適化サービス提供し続けた我々だからこそ、
ドローン運航に必要な通信ネットワーク品質の判断が可能です。
弊社ではAESを開発し、上空の通信ネットワーク環境のデータ情報を評価指標Modelにて通信品質を判定します。
3次元ヒートマップにて品質レベルを可視化し、通信を加味した飛行ルート判断を支援します。
将来的には上空ネットワーク環境と同様、GNSSの通信品質を可視化・飛行ルート判断の支援を目指します。

株式会社ブルーストーンリンクアンドサークルHP
AESについて

【株式会社TKKワークスについて】
株式会社KODENホールディングスの完全子会社で確かな技術力で
UAVにまつわる機体・無線操縦装置・フライトコントローラーなど自社グループ内で開発している日本唯一の会社です。
TKKワークスは今後の“空”を支えるリーディングカンパニーを目指します。
株式会社TKKワークスHP