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LTE通信不感エリアの解消に向けて、共同でサービス開発に取り組みます

株式会社ブルーストーンリンクアンドサークル(本社:東京都港区、代表取締役:石澤宗貴、以下「ブルーストーン」)は、UAVにまつわる機体・無線操縦装置・フライトコントローラーなど自社グループ内で開発している株式会社TKKワークス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:前田和則)が販売する無人移動体画像伝送システム(169MH帯、2.4GH帯、5.7GHz帯)に適合する無線機を活用したLTE通信不感エリアの改善に向けた通信インフラ構築サービス提供を見据えて販売代理店契約を締結致しました。

     

共同開発に向けての背景
2022年12月の航空法改正を控え、第三者上空の目視外飛行(レベル4飛行※1)によるドローン運航が始まります。
ドローン飛行をする上で必要不可欠な安定した通信環境ですが、飛行ルートや離発着場所など通信環境に課題があるのも事実です。
LTE通信の弱電界エリアではテレメトリ情報が途絶えたり、映像伝送の乱れ、着陸場所の不一致などが起こる可能性があります。
通信弱電界エリアを解消する為に、Aerial Engineering Solution(以下「AES」※2)のサービスの一つとして、TKKワークスの無線装置にて
通信インフラ構築を行い安定した通信環境を提供していきます。

【サービス構築フロー】

【AESとは】
AESは上空の通信ネットワーク環境のデータ情報を評価指標Modelにて通信品質を判定します。
3次元ヒートマップにて品質レベルを可視化し、通信を加味した飛行ルート判断を支援します。
【AESについて】

※1レベル4飛行
「有人地帯における補助者なし目視外飛行」のことを指し、「第三者上空を飛行しての荷物輸送等」を対象としています。
ドローン配送サービスをビジネスとして成立させるためには必須な要件であり、産業、経済、社会への変革をもたらすことが期待されています。
先般成立した改正航空法の2022年内施行による実現に向け、準備が進められています。

※2 AES(Aerial Engineering Solution)
上空の通信ネットワーク環境のデータを取得し、独自アルゴリズムにて解析して可視化することで、運航ルート開拓の判断支援を提供します。

取り扱い無線機の紹介
【169MHz プロポ 送受信機セット RBJ02】

       

 

【2.4GHz テレメトリ無線機】

 

【5.7GHz 無線画像伝送装置(アナログ)】

   

 

【設置イメージ】

【商品紹介ページ】

【株式会社TKKワークスについて】
株式会社KODENホールディングスの完全子会社で確かな技術力で
UAVにまつわる機体・無線操縦装置・フライトコントローラーなど自社グループ内で開発している日本唯一の会社です。
TKKワークスは今後の“空”を支えるリーディングカンパニーを目指します。
【株式会社TKKワークスHP】